環境試験機/その他の特長
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試験対象が観察できる全面クリアなチャンバーが特長。作業がしやすいと多くの評判をいいただいています。
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機器類の多くは他の筐体と組み合わせ可能です。用途に応じて自由にカスタマイズいただけます。
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機能面はもちろん、作業効率や操作性を向上させるためのアイデアが随所に施されています。
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お客様のご要望を踏まえ、機器製品を拡充しています。ご希望の作業環境の実現に向け、カスタマイズ方法や特注製作をご提案いたします。
環境試験機/その他のムービー
製品ラインナップ
環境試験機
4面透明なチャンバーが特長の卓上型環境試験機「STC-V」をはじめ、個性的な製品をラインナップしています。
その他(接続機器)
グローブボックスやデシケーター(真空・常圧)、フードと接続することで機能を発揮する製品も豊富に取り扱っています。
他装置との組合わせ例
01 減圧下で攪拌して液中の気泡を脱気したい
液中の気泡を脱気するためには、減圧下に放置するだけでは不十分です。そこで、撹拌モーターに接続したシャフトを、撹拌シールを介して密閉状態のまま真空デシケーターの内部に入れ、シャフト先端に羽根を取り付け液中にセットすることで、減圧環境での撹拌が可能になります。
02 庫内露点温度-50℃dp環境下で作業したい
庫内の到達露点温度を低くするためには、①常に乾燥したフレッシュなガスを送り続けること、②ガスや水分透過性の少ないグローブを選定すること、の2点が必要です。
設置イメージ
03 局所的に温湿度を制御した状態で作業したい時
フォーメーションフード本体に継手を取り付け、ダクトホースを介して精密空調機PAP🄬miniと接続することで、温度と湿度を制御した状態で作業することができます。
室温環境をベースとして、温度は18~30℃、湿度は45~75%の範囲で設定可能です。
設置イメージ
04 湿度30%の低湿度環境下で静電気や水分を気にせず重量測定をしたい
極低湿度環境では、水分より静電気の発生に注意する必要があるため、ワークボックスとしてのグローブボックスと、外付け可能な中空糸フィルター搭載の湿度コントロールユニット(5~80%RHの設定が可能)、外気を送り込むためのコンプレッサーの組み合わせがおすすめです。
AD-4121D専用風防
05 真空デシケーターをパッケージテスターとして使いたい
視認性が良く、目的のパッケージが入るチャンバーであることが必要です。
圧力管理や時間管理を一定的に行う場合はコントローラーがあると便利ですが、ノンポーラスパッケージテスターと専用チャンバーの組み合わせが効率的です。真空ポンプと接続し圧力とタイマー設定をするだけで、同じ数値で繰り返しテストが可能です。
「Trinity-BOX」にもパッケージテスター機能がございます。
06 グローブボックス設置台を可動式にして作業性を向上させたい
1つの機器を複数人が使用し、作業内容や作業者の身長の違いなどが作業効率に影響する場合、可動式の作業台がおすすめです。電動昇降作業台は、高さ780~1200mmの範囲で全方向均一に上下可動。作業台天板はメラミンかケムサーフからお選びいただけます。クリーンルームで使用できる導電スツールも組み合わせ可能です。
設置例
07 0.01mg単位の超精密重量測定をしたい
- アルミフレーム式グローブボックスWG型
- A&D社製高精度電子天秤AD-4212-D
高精度微量電子天秤はもちろん、庫内の環境は空気の流れを遮断し、低湿かつ低酸素の状態を保つ必要があります。装置を出し入れしやすい全面脱着式のN2ガス置換可能なワークボックスと、A&D社製の高精度電子天秤AD-4121Dがおすすめです。
AD-4121D専用風防
08 手作業での培地交換をせず細胞培養を行いたい
超小型ぺリタスポンプを使った自動灌流培養システム「マイクロチューブポンプシステム」と「iP-TEC®灌流アタッチメント」を併せた「マイクロチューブポンプシステム iP-TEC®灌流アタッチメント用」を用いれば、手作業による培地交換なしで自動でフレッシュな培地を流すことができます。あとは、これをCO2インキュベータに入れるだけで手間要らずの培養システムが完成します。
設置イメージ
環境試験機/その他によくあるご質問
Q. 恒温恒湿器STC-Vの温度、湿度分布の精度を教えてください。
環境温度や設定温度・湿度により誤差はありますが、例えば、室温環境で設定温度が40℃、設定湿度が80%とした場合、温度分布は約±1.0℃、湿度分布は約5.0%RHとなります。
Q. 恒温恒湿器STC-Vについて、給水タンクは1Lですが40℃ 75%で連続運転した場合、何時間稼働しますか?
実測値での目安は、約2週間稼働します。なお、給水タンクには水面の渇水状態を知らせるアラーム機能が付いています。給水の際は、本体側面の給水ポートから洗浄瓶などで給水してください。
Q. 恒温恒湿器STC-Vの透明チャンバーのサイズを変更したいです。
STC-Vのユニット能力に応じた限界容積があり、現在のチャンバーの1.2倍程度が限度です。ユニット部分からオーダーメイドをすることでチャンバーのサイズも大きくできますが、事前に入念な仕様検討をお願いしております。
Q. 探している機器が見当たりません。調達も含めて相談したいのですが・・・
当社では、お客様のご要望を参考に製品開発を含めラインナップを拡充しています。お探しの製品がない場合でも、こちらのフォームよりご相談ください。
Q. 湿度コントロールユニットの制御可能な空間体積を教えてください。
最大約150Lです。容積が小さいほど制御レベルは上がります。なお、制御可能な容積範囲は25~150Lです。